嬉しいご感想をいただきましたので、ご紹介していきます。
『海外の赤ちゃんは何を食べているのだろう』
松橋佳奈子(養生キッチンふうど主宰)
自身の息子の離乳食が始まり、離乳食教室などでお話をするようにもなり、実は気になっていたことです。 そんなタイミングで届いたこちらの本。実際のインタビューをもとに、24ヵ国の離乳食の様子が綴られています。
「離乳食は生活のなかに自然にあるもの」「子育てはダイバーシティ」「暮らしとともにあるもの」という著者の言葉にあるとおり、世界の離乳食は大らかで自由で、とても興味深い! 心温まるようなエピソードもあり、離乳食づくりに悩んでいる方が読むと、気持ちが少し軽くなるかもしれません。また「読み物」として、料理が好きな方、海外の食文化に関心のある方にもおすすめの一冊です。
『「食べることは生きること」と同時に「食べることは楽しいこと」』
小畑ゆい(ヒーローズ保育園 栄養士)
「ブータンでは8ヵ月か9ヵ月から唐辛子を食べ始める子もいます。」(本書より)えええ!??いきなり度肝を抜かれました。 私は保育園で栄養士として園児たちに離乳食を提供していますが、薄味では食べが悪い子もおり、食べる量や、歯の生え方一つとっても月齢と成長の度合いには個人差があると感じています。マニュアル通りにはいかないことが多く、日々試行錯誤しています。
『日本での常識が世界では当たり前とは限らない』「食べることは生きること」とても大切な基本ですが、同時に「食べることは楽しいこと」であってほしいと願います。 離乳食に不安や悩みを抱える真面目なお母さんにこそ、気軽に楽しく子育てができるよう、この本をおすすめします!
Amazonにも掲載しています。